この文章の仕掛け、わかりますか? (以前ツイッターに載せたものです)
以前ツイッターにも載せた、ちょっとしたエッセイです。大掛かりな「仕掛け」があります。気づけますか?
未見の方はぜひとも読んでみてください。↓
果たしてこれは判断ミスだろうか。
僕は思い出すたびにやるせない気持ちになる。
齋藤飛鳥によく似た可憐な女性からのデートのお誘いを断ったのだ。
そう、思い返せば、当時は無名だったが彼女は乃木坂46の齋藤飛鳥に似ていた。
大学2年の夏、アルバイト先で同僚の女子大生に「今度の土曜日、2人で浅草に行かない?」と誘われたのだが、よりによってその日は僕が「鹿島アントラーズvs名古屋グランパス」を観に行く日だったのだ…。
何を言いたいか想像がついたかもしれないが、僕は試合観戦を優先し、イニエスタの如くひらりと、デートのお誘いをかわしてしまったのだ。
まさかこれが原因で、好意を寄せてくれていた女性に無視されることになるとは、未熟な僕には想像できなかった。
僕の「鹿島vs名古屋を観に行きたい」という意志は、2006年W杯のイタリア代表の守備同様、堅固すぎたのかもしれない。
大学2年の夏、友人から「鹿島アントラーズvs名古屋グランパス」の特等席のチケットを一枚だけ貰った時の僕は、後に何が起きるかも知らず、今思えばエムバペのような期待と興奮を隠せない無邪気な顔をしていた気がする。
そう、これは切ない話だ。 ちなみに、この件でJリーグを嫌いになどならなかったことは覚えておいてほしい。
粘着質な人間ではないので。
心配ご無用。
これを読んだ人は「こんなに詳細に書いたら特定されるのでは?」と思うかもしれない。
これは僕の判断ミスの話だ。
正解は下に↓
結局判断ミスだと思っているのか? と疑問を抱かせる意味深な終わり方はもちろんそうなのだが、もっと大きな仕掛けがあったのだ…
それは、「最後の段落から前に遡っていっても文章として成り立つ」ということ。
試しに「これは僕の判断ミスの話だ。」から上に向かって読んでいってほしい。
ね、成り立つでしょう?笑