hasu-footballのブログ

サッカー関連の記事多め。何かしら得ることのある内容にするつもりです。

蓮版 アジアカップ日本代表選出可能性一覧

基本的にはこれまでA代表に呼ばれた選手のみ。ただし人材不足のポジションは別。

◎…ほぼ確実 ○…可能性十分 △…可能性はある ※サプライズなるか

 

センターフォワード

大迫勇也…唯一無二の存在。中央でボールをキープできるので、攻撃が抜群にしやすくなる。高さ要員としても不可欠。

小林悠…実力は日本最高レベル。得点力が抜群だしウイングもできるので呼んでおきたいが、代表を何度も怪我で辞退したこと、ACLで早々に敗退したこと(外国勢とほとんど試合をしていない)、若手を優先するチームにおいて彼は30代であること、が不利に働くかもしれない。

○鈴木優磨…世界(と言ってもアジアだが)相手に活躍したのは好材料。得点力とキープ力、そして視野の広さもある。ゴール前でシュートとパスのどちらが最適解かを冷静に判断することができる。若いし、呼ばない手はない。課題は過密日程と代表経験が全くないこと。f:id:hasumyon-football:20181124120240j:image

浅野拓磨…アジア相手にカウンターアタックをすることはあまりないが、それでも俊足系フォワードはいた方が良い。ただし同じく快足が売りの伊東純也をセンターフォワードで使うことを森保一が考えていれば、浅野を呼ぶ必要は無くなる。

川又堅碁…気迫は見事だが、キープ力やフィジカルは実はそれほどでもなく、世界に通用するかは不明。もっとも、岡崎慎司同様、能力の足りないところを気迫と泥臭さで補っているという意味で、精神的には心強い選手だが…。それ以前に今季のJリーグでそれほど活躍しているわけでは無いので、招集は厳しいか。

杉本健勇…代表戦ではいきなり大迫の代わりを任され不甲斐ないプレーに終始。批判された。とはいえ彼の長身と得点力は魅力的。第一、あの体格であれだけ素早く動き回る選手というのはアジアには珍しい。招集の可能性はある。

※瀬川祐輔…サプライズがあるとすれば彼。背は低いがかなりキープ力があり、ポジショニングセンスや得点力、ミドルもある。降格した柏で、伊東と共に奮闘した。劣勢で活躍してきたのは評価に値する。セカンドトップも出来るのも強み。上記のセンターフォワード選出候補選手たちのうち、セカンドトップも出来るのは小林悠しかいないので、ワンチャンある。f:id:hasumyon-football:20181124120248j:image

 

【ウイング】

◎堂安律…かつての本田圭佑を彷彿とさせるキープ力とパスセンスを持つ。得点力やスピード、ドリブルもある。日本が誇る若手スター。呼ばれなかったら逆に驚き。

中島翔哉…視野の広さが唯一の弱点だったが、いつのまにか視野が広くなっていた。ビッグクラブに移籍する可能性は十分にある。

原口元気…W杯経験者として、攻撃力と守備力を兼ね備えるウイングとして、縦に速いドリブラーとして、必要不可欠。

○伊東純也…堂安と違い、縦に速いドリブルを出来る。アイデア性、視野の広さ、クロス精度、切り返しての左足シュートも実はかなりの物。代表では普段と異なる役割を求められているのが勿体ない。センターフォワードサイドバックも出来るというユーティリティ性も大きい。

乾貴士…実力は間違いないしアジア相手なら無双できるだろう。しかし所属するベティスで苦戦しており、なおかつもう30代。そして左サイドには中島と原口という外せない選手が既にいる。原口を右サイドの選手として扱って乾を左サイドに置くことは出来るが、上述したような状況にある選手にそこまでするだろうか…

※安部裕葵…クラブワールドカップでのパフォーマンス次第ではあり得る。とはいえ乾同様、彼も本職が人材豊富なウイングなので、可能性はかなり低い。セカンドトップとして呼んでみてほしいんだけどなー。f:id:hasumyon-football:20181124120333j:image

 

セカンドトップ

南野拓実…パスセンスを除けばセカンドトップとして素晴らしい選手。まだ意外に若いし、怪我でもしない限りは確実に呼ばれるだろう。

○北川航也…Jリーガーをバカにしたくて仕方ない人たちも彼のパフォーマンスはある程度評価せざるを得ない印象。南野ほどの個人技は無いが、相手を撹乱させる動きをするため、ゴール前にいたら南野よりも怖い(主観)。控えだろうが、呼ばれる可能性は高い。

△鎌田大地…ベルギーリーグで無双中の22歳。ブンデスで干されていたことを理由に彼を悪く言う者がいるが、当時の彼の所属クラブはブンデス最強の攻撃陣を擁していたのだから出番がなくて当然だろう。点を取れる、パスセンスがある、背が高い、という魅力的な選手。引いて守るアジア勢相手には彼のパスセンスが必要だろう。ただし前線から激しく守備をすることは苦手。欧州行脚中の森保一の目にどう映るか。f:id:hasumyon-football:20181124120342j:image

香川真司…かつての彼はセカンドトップとして世界最高の選手の1人だった。しかしサイドでプレーさせられたりトップ下をやらされたりするうちに得点センスが萎んでしまった印象。今回も(主に信者から)香川待望論が出ているが、ドルトムントでベンチにすら入れていない今の彼を、天職であるセカンドトップだからという理由で招集すべきか。W杯とは違い、今回のアジアカップは若手を優先させる可能性が高い。招集はほぼないと言っていいだろう。

久保裕也ブンデスリーガで試合に出ているのは評価に値する。が、活躍しているとは言えない状況。彼も香川同様セカンドトップの位置で最も輝けるタイプなので、呼んだら面白そうだとは思う。しかし彼よりも若い南野や鎌田が強烈なインパクトを残し、これまた彼よりも若い北川が代表戦でまずまずのパフォーマンスを見せている以上、(久保が最もハイレベルなリーグでプレーしているとは言え)呼ばれるのは難しいだろう。

 

ボランチ

柴崎岳…試合勘を取り戻させるために一軍で使われるという厚遇ぶり。だが彼の能力を考えれば当然のことだろう。1人でゲームを作ってくれるので監督としても楽なはず。所属するヘタフェが脳筋サッカーをしているせいで出番がないが、アジアカップを機にまともに頭を使うチームに移籍してほしい。

遠藤航…ベルギーリーグで大好きなボランチをやらせてもらい、ようやく本来の才能が開花。ただ、プレスをかけられるとすぐに慌てるのが欠点。場合によってはレギュラー起用されないかもしれない。とはいえ、ボランチ以降ならどこでも出来る万能性は有難い。

青山敏弘森保一が最も信頼しているベテラン。森保イズムを浸透させるために呼ばれてきたが、前回は怪我で離脱。また、所属する広島が絶不調であること、若くないこと、この2つの理由でベンチを温める可能性がある。柴崎と組むとなると守備力が不安だしね。前述の事情があるので一応○ということで。

三竿健斗…ボール奪取力と危機察知能力は日本最高クラス。その割に一対一であっさり抜かれる悪癖があるので、カウンター重視で戦ってくるチーム相手には起用しづらいかも。とはいえ鹿島でアジアを獲ったのは非常に大きい。まだ若いし、遠藤に代わってレギュラーになってもおかしくない。

○守田英正…大卒1年目ながら川崎で活躍。相手が弱かったとはいえ、親善試合で能力を見せつけた。ゲームメイク力と守備力を兼ね備えた珍しいタイプの選手なので呼ばれるべきだが、追加招集の身から上の4人よりも高い評価を得るまでに至るだろうか…f:id:hasumyon-football:20181124120409j:image

 

サイドバック

酒井宏樹…攻守ともに日本代表に欠かせない存在。左サイドバックセンターバックも出来る。呼ばない理由がない。以上。

長友佑都…酒井と同じ。驚異的なスピードで負傷から回復した様子なのでアジアカップにも間に合うだろう。

○室屋成…右サイドに張ってプレーすることを求められているのだろうか。ひたすら外からクロスを上げているのが気になる。マンUバレンシアじゃないんだからさ。もう少し中に入っていけないかね。まあ、能力には疑いの余地がないので呼ばれるだろう。早く海外に行ってほしいなー。もっと伸びるはずだよ。

佐々木翔…代表戦では、攻撃参加の質が低い、守備ではミスをする。という有様だが、長友の控えとして守備力を求めるなら彼になるのだろう。だが呼ばれるかは五分五分だと思う。

山中亮輔…左足から放たれるミドル、高速クロス、フリーキックは見事。どれも日本代表に欠けている物なので、彼に白羽の矢が立つのは当然の話。ただ守備力がなぁ… 4バックの左サイドで使って大丈夫なのかねえ。まあ長友の控えとして待機して、得点が欲しい時に登場するのならOKか。

※その他の選手(松原、安西、杉岡あたり)は将来有望な若手だが、なにせ代表には呼ばれていないのでここでは省略。全員、呼ばれたとしたらサプライズ。

 

センターバック

吉田麻也…キャプテン。怪我しない限りは必ず呼ばれるだろう。

◎冨安健洋…即戦力としても、経験を積ませるという意味でも、呼ばれるだろう。アジアレベルなら余裕で抑えられる、余裕すぎて攻撃参加しまくれる、それくらいに成長してほしい。

三浦弦太…代表戦ではほどほどのプレーにとどまっているが、若いし、右サイドバックとしても有能なので呼ばれるだろう。何だかんだ安定感があると思うよ。

昌子源…長らく怪我をしていたので呼ばれていなかったが、絶対に負けられない勝負に挑む時の吉田の相方は、昌子だろう。ACL決勝や仙台戦を見た感じだとほぼコンディションは戻っている。センターバックとしてはまだ若いし、呼ばれるはず。鹿島なので過密日程が気になるが。

槙野智章…上記4人とのポジション争いになる。もう若くないので不利かと思いきや、ムードメーカーという強烈な特性を持っているので外しづらいという背景があったりする。左サイドバックもこなせるので、もしかしたら左サイドバック枠で呼ばれるかも…? (無いか)

 

ゴールキーパー

東口順昭…日本で最も頼れるゴールキーパーだろう。ミスが少なく、スーパーセーブが多い。一方、最終ラインからの攻撃参加が上手くないのと、もう若くないのが難点。

中村航輔…脳震盪から復帰したばかり&所属クラブが絶不調 のダブルパンチで長らく代表から遠ざかっているが、やはり能力は高い。テクニックもあるので後方から丁寧にパスをつなげる。そして年齢も圧倒的に若い。今後のことを考えても呼んでおいた方が良い。

権田修一サガン鳥栖で無双しているのは好材料。だが特に若いというわけでもデカイというわけでもない、いわば、ライバルと比べた際に際立つ武器がない印象。3人の枠には入れるはずだが…

シュミット・ダニエル…能力的に日本代表に値するかは疑問だが、身長とキック力という大きな武器があるので呼ばれる可能性は結構高い。現時点の能力で選べばまず選ばれないだろうが、先を見通しての選考ならば選ばれる、そんな感じ。