hasu-footballのブログ

サッカー関連の記事多め。何かしら得ることのある内容にするつもりです。

森保ジャパン コスタリカ戦の選手評価

南野拓実 7.0………中央でキープ力やアイデア性を披露。相手にとって常に厄介な選手であり続けた。ただし存在感が消える時間帯があるのは課題。

小林悠 6.5………南野への胸パスは最高。さすがJ最強の日本人フォワードだなと思わせてくれるプレーが多かった。一方、ゴール付近でのプレーが少なかったのは勿体ない。

中島翔哉 7.5………ボールを持った時に何をするかわからない恐怖は流石。全てのクオリティが高い。あーあ。W杯で宇佐美じゃなくて中島を呼んでたらなぁ! セネガル戦には勝てたような気がするしポーランド戦でも負けなかったような気がするわ!

堂安律 7.0………全てが上手い。判断力、技術、キープ力etc… 20歳にして日本代表で最も安定感のある選手かもしれない。少しずつメッシに近づいている気がする。

遠藤航 7.0………やっぱり遠藤はボランチ。技術的に強豪相手にどこまでできるかはわからないが、絶妙なポジショニングは通用するだろう。頭の良さはやっぱり大事だ。

青山敏弘 6.5………致命的なミスもあったが全体的には冷静にクレバーに試合を操っていた印象。ただ今日は他の選手が目立ちまくっていたため、相対的に影は薄くなった。

佐々木翔 6.5………守備時の安定感はさすがだが、攻撃時に技術が足りず周りの足を引っ張るシーンも。やはり起用するなら3バックの左か。

室屋成 7.0………俺が以前書いた通り攻撃時の存在感が異常。守備時も体を張ったプレーでチームに貢献。ただし体を痛めないよう適度に加減する力も身につけてほしい。

槙野智章 6.5………まあ無難。彼にとって難しいシーンは特に無かった。彼がどの程度できるかは計算できるし、冨安でも良かった気がする。

三浦弦太 7.0………フィジカルモンスターのジョージとやり合うシーンが槙野よりも多かった印象があるので少し評価が高め。ただ相手が勝手にミスをすることも多く、ピンチそのものが少なかったので槙野同様評価は難しい。

東口順昭 6.5………彼も同様。唯一危なかったシーンが相手のチャレンジングなロングシュートという出番の少なさ。彼の良さを生かす場面は特に無かった。正直彼も不満はあるはず。


交代選手

浅野拓磨 6.0………相手の裏をかいて抜け出すのは相変わらず上手いが、相変わらずその後が遅い。トラップ技術が上達しないんだよなぁ。それとシュートを相手にカットされることが多すぎる。無理に打たず、切り替えしても良いのでは?

車屋紳太郎 6.0………特に目立った出番は無し。中島が下がって以降はチームが右サイドに偏重気味になったため仕方なさもあるが、左サイドの攻撃が無迫力だったのは彼の責任でもある。

天野純 6.5………ボールに触ればセンスを見せつけたが、セットプレーのキックの質は安定せず。(三浦へのキックは素晴らしかったが)。出場時間の割にはボールに触るシーンが少なかった。

守田英正 6.5………ボランチで使えよ!って感じだ。サイドバックも無難に出来てしまうが、彼の良さは中央で活きる。だが、伊東が裏を狙ったときに必ず完璧な縦パスを出していたのは流石。

伊東純也 7.5………短い出場時間でしっかりとしたインパクトを残した。相手が5バック気味だったこともあり縦への突破は鳴りを潜めたが、カットインからの意外に強烈で高精度な左足が代表でも火を吹いた。次はもっと長時間出場してほしい。

三竿健斗………出場時間が短かったので特に無し。遠藤が予想以上に良かったのでスタメン定着は茨の道か。センスは抜群なだけに、早く海外に出て経験を積みたい。


監督

森保一 7.5………短期間であれだけ連携を強化できたのは凄い。驚いた。ただ選手交代遅くね〜? 皆良かったから替えづらいのはわかるけどさ〜 国内組主体で挑む親善試合は今日しかないんだから、もう少し早いタイミングで選手を交代させても良かったんじゃね…


実況アナウンサー 7.5………無名が多いコスタリカの選手を間違えずに言えていた。ギャーギャー騒ぐこともなく、盛り上げるべき場面ではしっかり盛り上げていた。言っていることも無難ではあるがしっかりとした知識があることが感じられたし、良かった。

北澤豪 5.0………サッカーファンなら誰にでも言えるようなことばかりペラペラ話していた。「相手のシステムとの相性の悪さがあったが、システムを変えずに自分たちのペースに持っていくことに成功した」という解説だけはなるほどと思ったので5.0は確保。

城彰二 7.0………北澤に押されて発言機会が少なかったが、その分深く考えてから発言していたため言うことがことごとく的確だった。5ちゃんでも「城は攻撃の解説だけは神」と言われていたが、それは至極妥当な評価だと改めて感じた。


総括

初陣とは思えないほど連携が整っていた。その中で新戦力も技術の高さやメンタルの強さを見せつけ、最高の船出になった印象。

ただ、それらが実現したのはコスタリカの連携がめちゃくちゃだったお陰かもしれない。断言はできないが、それを忘れてはならないと思う。

今後強豪国との試合やアジアでの真剣勝負でも同じようにプレーできるかは、誰にもわからない。