2018-01-01から1年間の記事一覧
槙野と岡崎の発言を受けて、前々から考えていたハリル、西野、森保のサッカースタイルについての考察を作り直した。 そもそもの発端である、未だに賛否両論のハリルホジッチのやり方。あれが一部ファンや選手から反感を買ったのは、彼の体制でまともなゲーム…
テレビで「アジアカップ制覇へ!」というCMを観ることが増えた。 多くの人はこう思うだろう。 「アジアなら優勝して当然だろ? 大げさだなぁ〜」 …確かにW杯で世界ランク一桁のチームを相手に熱戦を繰り広げたことを考えれば、アジアで苦戦することが不思議…
基本的にはこれまでA代表に呼ばれた選手のみ。ただし人材不足のポジションは別。 ◎…ほぼ確実 ○…可能性十分 △…可能性はある ※サプライズなるか 【センターフォワード】 ◎大迫勇也…唯一無二の存在。中央でボールをキープできるので、攻撃が抜群にしやすくなる…
はじめに書いておきますが、来年は今年以上に忙しくなるので、J1の試合をどの程度観られるかがわかりません。もしかしたら、このように全チームについて感想を書くことも難しくなるかも…… まずは全体の総括 史上最もハイレベルだったと言っていいだろう。俺…
先週、J1昇格プレーオフ第1戦で、5位大宮アルディージャが6位東京ヴェルディに敗れた。 ところでこの試合、大宮は順位が上ということで、「引き分けでも2回戦進出」という特典があった。(一方、順位が下の東京ヴェルディは、勝つしかなかった) これは、「大…
Jリーグのレベルは上がってきており、もはやJリーグよりも明らかにハイレベルだと断言できるのは欧州5大リーグとブラジルのトップリーグくらいだろう、という趣旨のツイートをしたことがある。 昔ならこういったツイートには罵詈雑言が飛んできたものだが、…
タイトルの意味がわかった人はいるだろうか。いたとしたら半端ない教養と頭の回転の持ち主だろう。恐れ入る。 1000人いたら999人はわからないと思うので、少しずつ解き明かしていく。 まず、サッカー日本代表。 ここで言いたいことを説明する上で、もっとも…
最近、日本代表には若いセンターバックが2人呼ばれた。三浦弦太(23)と冨安健洋(20)だ。アジアカップのメンバーにも(少なくともどちらかは)入るだろう。 ところで、この2人、特に冨安はサッカー中継では必ず何度もピックアップされるが、なぜそこまで評価され…
まずはこの動画を見てみてほしい。未だ破られていないJ1最多得点記録(33試合33得点)を打ち立てたアラウージョの、その年のゴール集だ。 https://youtu.be/0wHjonql0Ag アラウージョ いかがだろうか。「アラウージョ半端ないけど、ディフェンスのレベルが低い…
世界最高の文学作品は何か? 様々な答えがある。その中で必ず上位に入る傑作が、この作品「1984年」だ。 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2009/07/18 メディア: ペーパーバッ…
ツイッターには愚痴ばかり呟く人がいる。何を呟こうが自由だし、かつての俺もそうしていた。だが、今では愚痴は程々にと思っている。 「自由に感じたことを呟くのがツイッターだ」という信念のもと、愚痴ばかりツイートしていた俺だが、大学2年時にその考え…
「日本代表のサイドバックは人材難だ」という話を聞く。 思うに、これは半分正解で半分間違いだ。 というのも、右サイドバックは人材が豊富な一方で、左サイドバックは人材不足に見舞われているからだ。 現在日本代表では右に酒井宏樹、左に長友佑都という組…
【マンチェスター・シティ】 堂安を以前から追いかけ、オファーも何度か出している(らしい)。監督がグアルディオラなので得られるものは非常に多いだろうが、プレミアリーグ特有のビザの問題がある。もしこれをクリア出来なければ、浅野のように秒速で他リー…
ヨーロッパにはいくつものサッカーリーグがあるが、それらはランク付けされている。これは"リーグランキング"と呼ばれている。(正式には「カントリーランキング」だが。) このランキングのトップ5は、(一時期変動もあったが)基本的に「5大リーグ」だ。 5大リ…
普段、映画の感想を逐一ツイッターに書くことはないし、ましてやブログに書いたことなど一度もない。 だが今回は書く。気が向いたのだ。 対象となるのは、トム・クルーズとジェイミー・フォックスの共演、そして、トム・クルーズが悪役を演じたことで話題に…
いよいよ佳境に入ったJ1。今季は資金力のあるチームがシーズン前の補強をケチケチした結果前半戦で爆死し、慌てて後半戦から補強をしたということもあり、戦力差のほぼない、世界的に見てもきわめて稀な大混戦になっている。 さて、そんな今季のJ1において、…
昔から、日本のアンダー世代はアジアでは勝てていたが、近年はヨーロッパや南米を含めた国際大会でも好成績を残すことが多い。 なぜか。理由は大きく分けて2つあると思われる。 1つ目の理由として、「世界を知る世代が指導者になり始めたから」というのが…
全体の感想 日本は史上初めて、世界を相手に個で勝負できる選手をメインに、攻撃陣を構成した。そのため、非常に面白い、見栄えの良い攻撃の連続だった。今回は実際に埼玉スタジアムで観戦したが、日本人にとって盛り上がり要素に事欠かない素晴らしい試合だ…
全体の感想 攻撃に関しては案の定、プレッシャーをかけられると上手くいかないなという印象。とはいえ相手はW杯で強豪相手にそこそこ戦えていたパナマ。そう簡単にプレッシャーをかい潜れるわけもなく。「パナマごときに〜」というのは厳しすぎる。強いて言…
時々、サッカーをほとんど知らない人(いわゆるライト層)と一緒にサッカーを観ることがある。テレビでも現地でも。男性とも女性(1人だけ。数年前の話)とも。 オフサイドって何? セットプレーって何? というレベルの人たちだ。 このような人たちは、20年以上…
サッカーというスポーツは誰にでも楽しめる反面非常に奥が深く、海外ではチェスに似ていると言われている。 超一流監督にも決して極めることができない、人間の知能を超越した知的なスポーツなのだ。 そういうスポーツなので、選手の質と同等かそれ以上に、…
以前ツイッターにも載せた、ちょっとしたエッセイです。大掛かりな「仕掛け」があります。気づけますか? 未見の方はぜひとも読んでみてください。↓ 果たしてこれは判断ミスだろうか。 僕は思い出すたびにやるせない気持ちになる。 齋藤飛鳥によく似た可憐な…
俺が映画ツイートをする理由 「蓮はなぜ毎日映画のツイートをするんだろう? サッカー関連のツイートに比べるとRTやいいねが少ないし、第一サッカー垢なのだから映画のことをつぶやく意味はないのでは?」 と思う人がいるかもしれない。 この問い (実際に問…
僕が中学生の頃、とあるイベントにゼムノビッチがやって来た。 「いやいやゼムノビッチって誰やねんw」と思った人もいるかもしれない。特に若い人には全く心当たりがないだろう。 彼は、清水エスパルスを強豪に育て上げたり、日本代表やJリーグに提言をした…
皆さんは初恋の相手をはっきりと覚えているだろうか?俺は覚えている。初恋の相手は小1の時のクラスメイト・Eさんだった。彼女に関しては、大人になってから改めて見てみて「大して可愛くなかったんだな」と気づいた。(すまない)その後3年生の頃、今度は隣の…
タイトルの内容は、サッカー教育に携わる人の間でよく議論になっている。「幼いうちは難しいことよりもとにかくサッカーを楽しんでほしい。難しいことを教えるのは中学あるいは高校からでよい」vs「幼い頃から戦術やポジショニングを教えなければ、脳筋にな…
〈前提として〉就活では「あなたが学生時代に力を入れたことを教えてください」とやたら聞かれる。同様に、「あなたの強みを教えてください」という質問も非常に多い。 (基本的にはこれに対する回答を*エントリーシートに書かせて、面接でその内容について深…
南野拓実 7.0………中央でキープ力やアイデア性を披露。相手にとって常に厄介な選手であり続けた。ただし存在感が消える時間帯があるのは課題。小林悠 6.5………南野への胸パスは最高。さすがJ最強の日本人フォワードだなと思わせてくれるプレーが多かった。一方、…
今、俺の中であいみょんがアツイ。以前からあいみょんは凄いだとか逸材だとかは聞いていたが、名前が名前なのでどうせ大したことないだろうとスルーしてきた。だがある日、Spotifyのシャッフル再生で偶然彼女の曲を聴いた時、心に(脳に?)衝撃が走った。なん…
バッジョ、リケルメ、アイマール、ロナウジーニョ、小野伸二、etc…彼らを知る人は多いだろう。彼らは皆、「ファンタジスタ」だ。ファンタジスタを端的に表現すれば、「美しく意外性あるプレーで観客を魅了するスター選手」となるだろう。彼らがいた頃のサッ…